トップページ>Q&A~よくあるご質問
一般的なご質問
- 1. 毎月の壁紙配布について詳しく教えて下さい
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毎月上旬に新しい壁紙を1種類(3サイズ)を配布しています。
公開済みの壁紙は、再配布がありません。
ダウンロードされたご自身のパソコンの壁紙としてのみ利用することができます。印刷・データの再配布・ホームページ上での使用等、壁紙以外の用途では使用できません。 - 2. 作品集はありますか?
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はい。2010年3月現在、下記の作品集がございます。
・画集「スターリーテイルズ」
・画集「セレスティアル・エクスプローリング」
・画集「銀河鉄道の夜」
・画集「幻鏡」 (中国版の画集)
・「KAGAYA WORKS」 (KAGAYA講演会等で販売) - 3. KAGAYAさんは何座ですか?
牡羊座です。
でもあまり誕生日の星座は意識していません。
絵の描き方について(一般)
- 1. KAGAYAさんの絵はいったいどうやって描かれているのですか?
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コンピューターを使って描いています。
モニターを見ながら、グラフィックタブレットという電子ペンを筆のように使って描いていきます。
*1995年ごろまではアクリル絵の具を使って筆やエアーブラシで描いていました。 - 2. KAGAYAさんの絵はゼロから手描きで描いてらっしゃるのですか?
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はい。
基本的にはペインティング(グラフィックタブレットによる塗り)だけで仕上げます。
ただし構図を考えるときには、いわゆる3Dコンピュターグラフィックスや写真も使います。
* 天体の解説イラストは3DCGの手法をそのままつかっている作品もあります。 - 3. KAGAYA さんの絵って現実にいる人とかをモデルにしているんですか?
作品によって違いますが、わたしの中で生まれたキャラクターが多いです。
まず、その人の性格や雰囲気から思い描き、何日もかけて細かい描写をつめていきます。
その段階でモデルさんにポーズをとってもらい、構図どおりの照明を当てて描写の参考にすることはよくあります。- 4. 構図はどうやって決めていらっしゃるのですか?
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構想は、簡単な手描きのアイデアスケッチから始めます。
アイデアは日常生活のごく普通の時間に思い付きますが、その源は世界のあちこちへの旅行や、かつて見上げた星空からのインスピレーションだと思います。
ラフの後はいきなりコンピューターに移り、彩色を始めます。
色や構図をおもむくままに描けるのがデジタルのいいところです。モチーフの線のスケッチなども色彩配置と平行してやっていきます。
制作中に大胆な構図変更をする事もよくあります。 建物などは、3DCGを使ってコンピューターの中で立体モデルを作り、参考にします。いつも工夫をこらすのは絵の中でものを照らすライティングと人物のポーズ、画面全体の色調です。これで絵の雰囲気が決まってきます。 - 5. 制作時間はどのくらいですか?
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何年も前に描いたラフを掘り起こすこともあるので構想にかける時間は実にさまざまです。
ものによっては、ラフスケッチ5分。 すぐ本制作開始という場合もあります。
ラフから具体的な構図を起こすのに1週間~2週間かかります。
構図決定したものも全てを作品として仕上げるわけではなく、そこで数年放置してあるものもあります。いざ作品にしようと細かい描写に入ると、毎日そればかりに没入し、仕上がるまで3週間~8週間くらいかかります。
以上を簡単にしますと、構想5分~数年、実際の描画は3~8週間ということになります。
絵の描き方について(専門技術)
- 1. どのようなソフトを使っていらっしゃるのでしょうか?
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一番よく使うのが「Photoshop」です。ついで多いのが「Painter」です。
ペインティングに使うのはこの2つのソフトウェアですが、他に構図決定や正確な立体表現の参考に3Dを計算する「CINEMA 4D」などのソフトも使います。 - 2. 原画のサイズはどのくらいですか?
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デジタルなので原画が何cmという表現はできませんが、絵を構成する画素(ピクセル)があります。「the Zodiac」は7200×5400ピクセル、「Celestial Exploring」は10000×8000ピクセル前後です。
- 3. 「Photoshop」でのレイヤー枚数、ファイルのデータサイズを教えて下さい
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1作品の最終的なレイヤーの数は100~200枚くらいだと思います。
ファイルサイズは大きいもので1GBです。 - 4. 使っている機材のスペックを教えてください
- 5. 絵を描くにはWindowsではなく、Macじゃなきゃだめですか?
そんなことはないです。ウィンドウズでも同じように作業ができます。ただし、現段階でプロ用途となると、Macを選んだ方がいいようです。理由は、
- 色あわせのシステムが整っているからです。Macでは、モニターで見ている色とプリントに使うさまざまなシステムの色を、即座に切り替え、合わせることができます。
- 業界全体がMacを使っているからです。たとえば、わたしが使っているロサンゼルスのプリントスタジオでもMacが使われていて、そことのファイルのやりとりはMacどうしなので非常にスムーズです。
絵の飾り方について
- 1. 壁に絵を掛ける方法を教えて下さい
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フックで落ちないように数カ所をしっかり固定しましょう。
この他にワイヤーで吊るす方法もあります。- 絵が落ちてしまわないように、しっかり壁に固定してください。額装された絵は、かなりの重量があるので注意が必要です。
- 滑り止めや、汚れ防止に軍手などをはめて作業するのが○。きたない軍手は逆効果です。。
- 直射日光が当たらないベストポジションを探してみてください。
- 2. 壁に掛けられないのですがどうすればいいですか?
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壁に打ち付けられない・重いので壁に掛けられない・掛けられる場所が無い場合は、イーゼルに絵をたてかけましょう。デザイン的にも良いものが市販されています。
インテリアアクセントにもなって重宝できそう。移動も比較的楽ですが、絵を乗せたまま移動すると、案外不安定なので注意です。 - 3. ライティングについて教えてください
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照明の使い方次第で絵の表情はガラリとかわります。蛍光灯は、紫外線が含まれているので絵を痛める恐れがあります。絵に優しいハロゲンライトか白熱灯を使いましょう。
ハロゲンライトは長時間使用しているとかなり熱くなりますので、直接触れないように注意してください。
KAGAYAオススメは、東急ハンズで売っていた写真のハロゲンライト。光量調整が簡単にできるスグレモノ。